たぶん、NHKの「バリバラ」を見ている人で、玉木さんを知らない人はいないと思いますが・・・この番組のレギュラーとして、毎週出演されています。
玉木さんは脳性まひですが、テレビ出演以外にもいろんな活動をされているそうです。
例えば、特定非営利活動法人メインストリ-ム協会(兵庫県西宮市の自立生活センター)理事として活動されていたり、本も出版されています。
ちなみに、わが家には、玉木幸則さん著「生まれてきてよかった―てんでバリバラ半生記」があります。
たしか一年くらい前に、うちの奥さんがネットで購入したと思います。(本屋には売ってなかった?)
実は、僕が読んだのはつい最近なのですが、すごく読みやすくて、でも内容には説得力があって、心に響く言葉もたくさんありました。
例えば、玉木さんは著書のなかで、次のようなことをおっしゃっています。
ぼくは自分のしゃべり方とか歩き方が好きで、これも含めてぼくだと思っているから別に何とも感じていませんが、そうでない人もいます。
たとえばまわりの人からがんばって歩こうとかがんばって健常者に近づこうとか言われて大きくなってきた人は、自分をきらいだったりするわけです。
引用元:玉木幸則さん著「生まれてきてよかった―てんでバリバラ半生記
」
最近は、僕は娘に対して、とにかく頑張って歩かせようとか、少しでも健常者に近づけよう、というような思いは一切なくなっています。
(娘が赤ちゃんのころは健常者に近づけようと、とにかく必死でしたが・・・)
でも、今でもたまに、甘すぎるのかな・・・本当にこれでいいのだろうか?と矛盾した思いがでてくることがあって、そんなときは結局どうしていいか分からずジレンマに陥いる。ということが、よくありました。
でも、玉木さんのこの言葉に触れたとき、これでよかったんだ・・・自分の娘に対する接し方は間違っていなかったんだ。と思えて、何というか、とにかくほっとしたのを覚えています。
なので、この言葉は僕自身にとっては、すごく大きな言葉です。(ありがとうございます!)
これからも、玉木さんの言葉に注目していきたいと思っています^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。