娘が通う小学校と学級が、ほぼ決まりましたので、決めた理由などについて、まとめておこうかなと思います。
※これについては、賛否両論があると思います。ご家庭ごとに様々な事情もあると思いますので、あくまでも参考程度に、さらっと読んでいただければと思います^^
娘が通う小学校は、普通小学校の特別支援学級(肢体不自由クラス)に、ほぼ決定。
以前の記事「娘が通う小学校。3つの選択肢について」で、うちの娘は、普通小学校の特別支援学級か、普通学級のどちらかになる?というようなことを書きました。
あれから、つい最近ですが、奥さんと娘が、学区内の小学校の特別支援学級と、普通学級の様子を見学してきました。
そこで、教師の方といろいろな話をしたり、一応?僕とも話をした結果、「特別支援学級にお願いしようか」ということになりました。
特別支援学級(肢体不自由クラス)にした理由
娘と奥さんが「支援学級のほうがいい」と言った。
娘にどっちがいいのか、何回か聞いてみたのですが・・・このような答えが返ってきました。
「支援学級がいいかな。だって広いでしょ?ことちゃんは車イスだからね^^」
むちゃくちゃ単純ですが・・・これが、特別支援学級の肢体不自由クラスを選んだ一番の理由です。
うちの奥さんも、支援学級を見学した後は、こんな感じでした。
「至れり尽くせりじゃん。いい人ばっかりだし。ここにしない理由あるの?」
ちなみに、うちの家族の場合、これに関しての優先順位は、娘の意思が一番高くて、「娘の意思→奥さんの考え→僕の考え」という順番です。
なので、娘と奥さんが、支援学級がいいんじゃない?と言っている時点で、ほぼ決定です(笑)
そもそも、学校にこだわりがない。
そもそも、うちの家族には、「普通学級じゃないと駄目だよ!」というような、こだわりが一切ありません。
誰かに怒られそうなので、あまり大きな声では言えませんが・・・僕の考えは、基本的に「娘がよければ、どこでもいい」です。
娘には、3つの選択肢がありましたが、正直、娘が選んだ環境であれば、どこでもよかったです。
もちろん、娘を含めた、色々な人の負担が大きすぎる場合は、そうも言ってられないかもしれませんので、あくまでも「基本的には」ということになりますが・・・
どの環境を選んでも、必ずメリットとデメリットがあるはずです。
それに、僕が今、メリットだと考えていることは、もしかしたら、何年後かの娘にとっては、とんでもないデメリットなのかもしれません。
なので、言ってしまうと、どの環境が一番いいのか?ということに対しての、正解がありません。
でも、娘が自分の意思で選択したのであれば、どんな環境であっても、そこが「娘にとっての正解」にはなるはず。そう思っています^^
今の娘には、まだまだ介助が必要。
障がいがある娘は、健常の子ども達と同じように行動することは不可能です。なので当然、介助が必要になります。
例えば、今の娘は、歩行器やクラッチ(杖)を使えば、少しだけ歩くことはできますが、何も支えがなければ、その場に立っているだけでも難しい状態です。なので車椅子も不可欠になります。
また、トイレも介助なしでは無理です。例えば、トイレに行って、ズボンを下ろして便座に座り、またズボンを履くといった、一連の動作が一人ではできません。
着替えも同様に、介助なしでは、とても難しい状態です。
支援学級の肢体不自由クラスであれば、教師とは別に、必ず介助者が娘に付いてくれます。
また、このクラスは生徒が少ないため、教室はゆったりとしています。車椅子でも自由に動けるんですね^^
ちなみに、普通学級だと、1クラスに35人ほどの生徒がぎっしり詰まっているそうですので、車椅子で自由に移動なんて、とてもじゃないですが無理です・・・
もしかしたら、娘もその様子を見て、圧倒されてしまったのかもしれません。
普通学級でも介助者が付けれるのでは?
この小学校は、肢体不自由クラスに籍を置けば、子供に介助者を付けることができますが、普通学級に籍がある場合は、基本的に、同じような介助者は付けれないとのことです。
なので、もし娘が普通学級に通うとなると、介助者を自分で雇うか、親が常時、付き添う必要があります。
でも、もしかしたら、いろいろな関係者と話をして交渉すれば、介助者を派遣してくれるのかもしれません。
ただ、先程もお話した通り、うちの家族は普通学級に対してこだわりがありませんので、詳しいことは聞いていませんし、正直、そこまでのパワーもありません・・・
それに、うちの家族は共働きですので、親が付き添うというのも、今の時点では考えにくいのが、正直なところです。
(娘がどうしても普通学級がいい!と言っていれば、また状況は違っていたのかもしれませんが・・・)
特別支援学級だと子供が孤立してしまう?
特別支援学級の肢体不自由クラスは、今のところ、数人しか生徒がいないそうですので、たしかに孤立しているイメージはあります。
ただ、教科によっては、普通学級に通って授業を受けさせてくれるそうなので、これについては、ほとんど心配はしていません。
こういう機会に、友達が出来たらいいのかな、という感じですね^^
うちの家族が支援学級を選んだ理由は、以上になりますが・・・何かひとつでも参考になるところがあれば、嬉しく思います^^
※実は、まだ他にも理由がありましたが、記事が長くなってしまったのと、書くと誰かに怒られそうな気がしたのでやめました(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
先程、最新記事?にコメントしたものです。参考程度に自分の小学生当時のお話をさせていただければと思います。自分は小学2年まで特別支援学校に通っていました。当時、健常者ではないということはわかっていたと思いますが、他の人と違うことが凄く嫌で普通の学校、普通学級への憧れ、思いがものすごくありました。親にわがままを言った結果、ー地元の学校、役所に話をしてくれました。2年生の1月ごろに進捗の確認に親が行ったところほぼ何も進行していませんでした。親がどういうことだ!と言ったところ市ではなく、県の職員が対応してくれ県から専属の先生を派遣して頂けて4年間楽しい生活がおくれました。特殊な例だとは思っていますが、娘さんの心変わりがあった際には、各機関とのお話をされることもひとつではないでしょうか。
笹原 光さん、コメントありがとうございます!
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とても参考になるお話・・・ありがとうございます!
もし娘に「普通級に行きたい!」と言われる日が来たら、頑張って交渉してみますね!
本当にありがとうございました。