娘の下肢の手術ですが、当初、僕が思っていたより、かなり大がかりな手術だったようで・・・

でも、予定通り無事に終わって、今はみんな落ち着いていますので、実際にどんな手術だったのか、まとめておこうと思います。

娘の手術の対象になった症状

まずは、手術の対象になった下肢の症状(病名)についてまとめておきます。

次の3つの症状です。

股関節亜脱臼

股関節亜脱臼(こかんせつあだっきゅう)は、股関節が完全に脱臼する前の状態です。不完全脱臼とも言われます。

娘の股関節は、大腿骨(だいたいこつ)の骨頭(こっとう)が、骨盤の臼蓋(きゅうがい)から50%程度外れている「中等度の脱臼」と診断されています。

※以前の記事にも載せましたが・・・股関節の構造はこんなイメージです。

骨盤(臼蓋)と大腿骨(骨頭)が股関節で繋がっている様子

膝屈曲変形

膝屈曲変形(ひざくっきょくへんけい)は、膝がやや折れ曲がっている状態です。

内反尖足

内反尖足(ないはんせんそく)は、つま先で立つように足首が内側に伸びた状態です。

いずれの症状も、脳性麻痺による筋緊張の亢進(こうしん)や、筋の短縮が原因です。

これにより、股関節の亜脱臼や、膝や足関節(足首)に関節可動域の制限が生じています。

※亢進(こうしん)とは、高い度合いにまで進むことです。筋の短縮とは、筋肉が本来持っている「伸びる能力」を失っている状態のことです。(筋の短縮⇔筋の延長)

これらの症状に対する処置として、今回、次の3つの手術を行ったことになります。

娘の下肢の手術内容

股関節筋群解離

股関節筋群解離(こかんせつきんぐんかいり)は、股関節の内転や屈曲に関与する筋群(骨盤~太ももの付け根)の延長や、神経のブロック(一部は切離)を行う手術です。

※股関節の内転とは、足を付け根から内側に閉じる動作です。(外転は、足を付け根から外側に開く動作です)

膝屈筋群延長

膝屈筋群延長(ひざくっきんぐんえんちょう)は、膝関節の屈曲に関与する筋群(ハムストリング:太ももの裏側)の延長をする手術です。

アキレス腱延長

アキレス腱延長は、アキレス腱につながる筋(腓腹筋:ひふくきん)と、足関節周囲(足首付近)の筋を延長する手術です。

これらの3つの処置により、筋緊張の軽減と関節可動域の改善が得られるとともに、股関節亜脱臼の改善も期待できるとのことです。

ただ、手術は筋肉の緊張状態を根本的に改善するものではなく、長期的には変形の再発がみられることもあるそうです。術後も装具の使用は必要になるとのことでした。

こればっかりは仕方ないですね・・・

以上になりますが、まずは、今回行った手術の内容について、ざっくりまとめてみました。

術後の娘の様子などについては、あらためて別の記事にしようと思っていますので、よかったら、また見にきてください^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。