以前に、娘の術後の様子を書いてから、ずいぶん日が経ってしまいましたので・・・現在までの様子を簡単にですが、まとめておこうと思います。
術後1週目:ほとんど動けない。
娘と奥さんが一番大変だった時期だと思います。
娘の両足は、股関節付近~つま先付近まで、ギプスで覆われていました。ギプスの両足は40°くらい開いた状態で、その内側は、木の棒で繋がれて固定されていました。
また、痛み止めの機器が背中に繋がっていたため、娘は、ほとんど動くことができませんでした。
術後5日目くらいに、痛みがなくなったため、背中の機器が外されて、その後、病室でのリハビリが開始されました。
ちなみに、リハビリといっても、ギプスからちょこっと出ている、足指のマッサージだけです(笑)
術後2週目:ギプスの巻き直し。
一回目のギプスの巻き直しがあり、ギプスは少し細くなりました。見た目がすっきりした印象です^^
ちなみに、ギプスの色は、緑、青、黄、ピンク、白から選べるようです。ピンクがかわいいかも(?)
それから、この時期から、作業療法(OT)の時間もとってもらえるようになりました。奥さんが「暇だからOTも入れてもらったー。」って言ってましたね^^
術後3週目:両足を固定している棒が外される。
娘の両足を固定していた木の棒が、昼間は外すことができるようになりました。(夜寝る前には、また付けなければいけません)
この棒がなくなったことで、リハビリのときに立つ訓練ができるようになりました。(歩く訓練は、ギプスが邪魔なので、まだできません。)
術後4週目:ギプスが膝下だけになる。
下肢全体を覆っていたギプスですが、股関節から膝までの部分がカットされて、膝下だけになりました。
これで膝が完全に出て、曲がるようになったため、歩行訓練もできるようになり、車イスにも乗れるようになりました。
娘は、車イスに乗れば、自分の好きなところに、すいすい移動できるので、本当に楽しそうでしたね^^
用もないのに、「ちょっと行ってくるー。」と言って、病院の廊下を何度も、行ったり来たりしていました(笑)
術後5週目:歩行器(PCW)に乗り始める。
この時期から、歩行器での訓練が始まりました。
また、保育士(医療保育専門士)さんと、言語聴覚士さんによる、保育の時間もとってもらえるようになりました。
一日に、PT、OT、保育の時間の全てが入っているときもあって、暇だった入院生活が一変して、忙しくなったころです。
術後6週目:再度ギプスの巻き直し。
今度は、膝下のギプスの巻き直しです。左右で色違いの、変なのでした・・・
この時期は、とくに新しいことはなかったようです。
術後7週目:ギプスが全て外された。
ようやく、ギプスが全て外されました。あたり前ですが、娘の足は、かなり筋肉が落ちて細くなっています。(傷痕も痛々しい・・・)
でも、下肢全体が柔らかくなっていて、ほとんど麻痺の影響を感じません。
この時期から、プールでのリハビリも始まりました。娘はプールが大好きなので、やっぱり楽しいみたいですね^^
ちなみに、このリハビリは、保護者もプールに入らないといけません・・・なので、最初に、この話を聞いたお母さんのほとんどが、頭をかかえるそうです(笑)
以上になりますが、術後7週目くらいまでの様子を、ざっとまとめてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
12歳の脳性麻痺の息子 成長が著しく、尖足が更に強くなりました
ここ1年で歩けなくなると言われたました
主人が大反対で、困惑中しています。
ブログ大変参考になりました。ありがとうございます
だいこさん、コメントありがとうございます!
そうなんですね・・・たしか、私の家族も手術をすることに関しては、迷いと不安だらけだったと思います。
ただ、うちの娘の場合は、股関節の亜脱臼の進行が顕著だったため、最終的には、ほぼ強制的に手術をせざるを得ない状況だったように記憶しています。
迷いもありましたが、手術をした結果、股関節の亜脱臼が改善され、尖足も改善したため、以前よりとても生活しやすくなっています。なので、あくまでも私の家族の場合ですが・・・手術をしてよかったのかなと思っています。
もちろん、だいこさんのお子さんは、うちの娘とは状況が全く違うと思いますし、とても難しい問題だと思いますが・・・よい方向に向かうといいですね!